【ヒップホップの今日】過去11/14にリリースされた作品を見てみよう

Writer: 渡邉航光(Kaz Skellington)


 

ヒップホップにおける11/14

ヒップホップにおいて過去の作品を聞き、先人たちがどのような想いでラップをしてきたかを勉強することはとても大切だと言える。そのようなこともあり、定期的に過去の作品を紹介することを弊メディアでは推奨している。

ということで、この企画は歴史を遡り、同日にリリースされた作品を紹介していく企画である。(日時がアメリカ時間なのはあしからず)

 

1995年11月14日:The Pharcyde – Labcabincalifornia


 

21年前にリリースされたザ・ファーサイドのLabcabincalifornia。言わずと知れた名作である。あの伝説のJ Dilla(Jay Dee)がプロデュースを手がけているのもあり、トラックが最高である。Jディラ以外ではThe Pharcyde本人たちやDiamond Dがプロデュースしている曲もあり、時代を感じさせない作品となっている。以前の作品より全体期に内容がメローなせいか、実際の売上枚数的には「Bizzare Ride」のほうが上である。

 

2003年11月14日:Jay Z – The Black Album


 

13年前にリリースされたジェイZの8枚目のアルバム「The Black Album」。このアルバムは各曲違いプロデューサーを迎え入れており、Just Blaze(ジャスト・ブレイズ)、Timbaland(ティンバランド)、Kanye West(カニエ・ウェスト)、9th Wonder(9thワンダー)、The Neptunes(ザ・ネプチューンズ)、Rick Rubin(リック・ルービン)などの凄腕プロデューサーたちがトラックを提供している。このアルバムは全米で350万枚の大ヒット作品となった。

 

 

2003年11月14日: G-Unit – Beg For Mercy


 

13年前にリリースされたG-Unitのデビューアルバム「Beg For Mercy」。G-Unitと言えば50Centが率いる2000年代のヒップホップスーパーグループであった。このアルバムは50Cent、Lloyd Banks(ロイド・バンクス)、Young Buck(ヤング・バック)、Tony Yayoが参加しており、ゲームはまだ加入してない。Tony Yayoに関してはレコーディングや撮影の時期に獄中にいたので、2曲しか参加してない。プロデューサーには”ピアノマン”ことScott Storch、Hi-Tek、Dr. Dre、エミネム、Sha Money XLなどが参加しており、全世界で550万枚売れた大ヒット作品である。

 

 

2006年11月14日: The Game – The Doctor’s Advocate


 

ザ・ゲームのメジャー2枚目のアルバム「The Doctor’s Advocate」。元々Dr. DreのAftermath Entertainmentに所属していた彼だが、確執を経てゲフェンに移籍した作品である。「ドクターの支持者」というタイトルからわかるようにドレーと別れても、かなり尊敬している。実際にリリックの中でもかなりドレーの名前が登場する。プロデューサーにはG-Unitと同じく”ピアノマン” Scott Storch、Kanye West、Hi Tek、Swizz Beats、Will.i.amなどが参加しており、ゲーム本人談では自分のアルバムで最高傑作と語っている。