J. Coleがどのようにして業界に入ったかを語る。駆け出しの頃はどのような苦労があったのか?

 

2010年代のトップラッパー

と言ったらケンドリックなどと共に確実にJ. Coleが入るであろう。彼の新作「4 Your Eyez Only」はリリースして一ヶ月でゴールド認定され、今回もプラチナ認定(100万枚)を売り上げることが予想されている。彼の凄いところは、アルバムに誰もゲストがフィーチャーされていないにも関わらずここまでの売り上げるファンベースの多さでもある。自分で曲をプロデュースし、自分で作り上げたアルバムが売れるというのは、彼の実力だといえるだろう。

Jay-Zが彼のキャリアを押し上げたことは有名であるが、彼はどのようにして業界に入ったのだろうか?まだ駆け出しのころのJ. Coleがそんな疑問をインタビューで答えてくれている。

 

俺は大学をかなり良い成績で卒業したんだ。履歴書に書くには最適なレベルだったよ。周りの友達はみんな普通に就職をしたけど、俺は大学生活でさえ音楽をやる上でエネルギーを吸い取られていると感じたから就職はしなかったんだ。もし就職してたら、もう音楽も諦めてたところだった。

クリエイティブとしてはかなり心地良かったけど、お金が入ってこないし、家賃を払うのに精一杯だったんだ。経済面とクリエイティブ面をやりくりするのが一番の課題だったね。

NYで収入もない状態で将来のことを考えるのは恐ろしいし、だから夢を諦める人が多いんだと思う。

 

駆け出しのとき、どのようなことで苦労をしたかということを語ったJ. Cole。そしてJay-Zとの出会いについてはこう話している。

 

Jay-Zは俺の「Lights Please」という曲を聞いて俺のことを気になっていたらしいんだ。んで急に「今日Jay-Zに会いたいって言ってるんだけど」って電話がきたから、仕事を放り投げて会いに行ったんだ。

 

さらにJay-Zと組むことが何故自分にとって最適かという理由も語っている。

 

バスケに例えると、もしとあるコーチの元でプレーするとしたら、バスケ経験があって業界を知っているコーチじゃないと嫌だと感じるんだ。その点だとJay-Zはヒップホップ業界を上から下まで見てきているし、誰よりも大きいレベルでやっているから最適だと感じたよ。

もし難点があるとしたら、Jay-Zの存在が大きすぎて、俺の影に埋もれないかが心配だね。レジェンドと契約して自分がレジェンドになれるのかっていう疑問があるね。

 

今では確実にトップラッパーの一員となったJ. Coleだが、彼にもこのような駆け出しの頃があったのだ。さらに今ではJay-Zの影を感じさせないほどの音楽的成長を遂げた彼は間違いなくレジェンドになるだろう。「4 Your Eyez Only」を聞いていて私はそう感じた。

J. Coleの新ドキュメンタリー「4 Your Eyez Only」が素晴らしい。様々な地域をフィーチャーした「現実」を紹介

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