アップテンポなディスコファンクとラップの相性はどうなのだろうか? 2Pac × ディスコファンクのマッシュアップ!?

 

ファンクとヒップホップ

の繋がりは切っても切れないだろう。ジェームス・ブラウンから始まり、ヒップホッププロデューサーたちはP-Funkなどのファンクバンドを多数サンプルしてきた。全ての力をビートの①にぶっ込むファンクミュージックは常にヒップホップのブループリントとしても活躍してきた。

G-Funkに多大な影響を与えたOHIO PLAYERS「Funky Worm」。あの高音シンセメロディはここから始まった

しかしファンクミュージックと言っても様々な派生ジャンルがある。もちろんジェームス・ブラウン、OHIO PlAYERS、The Gap Band、P-Funkはヒップホップとの相性は最高であるが、もう少しアップテンポのディスコミュージックはどうだろうか?この記事ではアップテンポのディスコってやっぱラップをのせるには難しいの?という疑問とともにディスコとラップについて緩く考えていきたい。

基本的にファンクをサンプルするときは、ラップをしやすいテンポに変えたり、元々ラップがしやすいネタを選ぶことが多いが、アップテンポのディスコがそのままの形でサンプルされているものと言えば何を思い浮かべるだろうか?まずは思い浮かんだのはウィル・スミスの「Gettin Jiggy Wit it」である。これも元ネタから考えると少しテンポが遅くなっているが、充分ディスコの雰囲気は出ているだろう。

これの他にもアップテンポなディスコでヒップホップにサンプルされた曲で有名なのと言えばChicの「Good Times」である。しかしこのようにして見ると、ギリギリ70年代後半のディスコファンクが多いのではないか、と気がついた。80年代中盤以降のビート感が強い、電子音楽の要素をさらに含んだアップテンポなディスコファンクをサンプルした曲は中々目にしないと感じる。

もちろん808やCheetahなどのリズムマシーンを駆使したエレクトロ音楽との融合は80年代からあったが、私がここイメージしているのはもっとモダンでうるさいディスコファンクであることを了承してほしい。例えばディスコファンク名曲であるD-Trainの「You’re the One For Me」などはPete Rockがサンプルしているが、ヒップホップとしてガッツリテンポが落とされている。

 

恐らく自分が知らないだけで、あると信じているので、探してみた結果、面白いディスコ×ラップのマッシュアップを見つけたので紹介したい。それは2Pacのラップをディスコ曲にマッシュアップしたものであった。

トラックの曲かわらかないので、もしわかる方がいたら教えて頂きたいのだが、2Pacのラップは「Still Ballin」から来ている。これを聞いたとき「なるほど」と感想が出てきた。恐らくこのテンポでビート感の強いトラックだとラップが負けてしまうのだろう。2Pacの場合は元々の声の太さにと勢いによって負けないようなラップが出来ているので、さすが2Pacと言ったところだろう。

さらには力強いラップでなくても、トラックの隙間を縫うようなラップでディスコファンク調のマッシュアップをサバイブしたラッパーがSnoop Doggである。

これも例によって元のトラックが何なのかがわからないのだが、Snoop Doggのラップは「Snoop Dogg (What’s My Name Pt.2) 」である。先程の2Pacの物に比べると少しテンポが落ちるが、このような形でも融合が見ることができる。

近年ではKaytranadaやPomoがプロデュースするような、ハウスっぽいトラックにラップをのせるトレンドもあったため、アップテンポなトラックにラップをのせる曲も増えていると感じる。この他にもアップテンポな電子音楽/ディスコにラップがのっている曲があったら是非教えて頂きたい。

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