【Funny】ケンドリック・ラマー「もし俺を撮影したら、俺たちもお前を撮影するぞ!」

 

DAMN.

がリリースされしばらく経ったが、まだ話題はつきない。初週に60万枚相当の売上を見せ、常にビルボードのトップにいる偉大なるケンドリック・ラマーの議論が世の中を渦巻いている。TPABでも今回のアルバムでもかなりシリアスなコンセプトを見せているので、皆さんのケンドリックに対するイメージもそうなのではないかと感じる。今回のDAMN.でもシェイクスピア作品を研究するような感覚で人々は当作品を研究しており、Playatunerでも「DUCKWORTH.」の解説をした。

ケンドリック「DAMN.」のラスト「DUCKWORTH.」に込められたストーリーを解説/考察

そんなシリアスなイメージがついているケンドリックであるが、今回は息抜きとして彼のオチャメな面を紹介したい。これは2015年のできごとであり、LAXにてパパラッチに押しかけられた際の彼の反応が面白いので是非見て欲しい。

 

空港についたケンドリック御一行。TMZを見た瞬間に彼のクルーが一斉に携帯を取り出し、パパラッチに向けて撮影をしはじめた。さらにはケンドリックは撮影してきた人に逆に「名前は?出身は?」と質問攻めをしたのだ。TMZに「もし2Pacが生きていたら何をしていると思う?」と聞かれ「マザファッキンWサインを挙げてるね」とおふざけ解答をした。さらには動画にScHoolBoy Qも登場しており、被っている帽子を落としたまま気が付かないで去ろうとする。

TMZはまだ堂々と突撃取材をしてくるのでマシな部類なのかも知れないが、パパラッチに対してかなり憤りを感じている有名人は多いだろう。世の中ではアーティストの作品よりも、その人のプライベートが気になる人が多いのかもしれない。アーティストにとってそれが好ましくなかった場合としても、血と涙を流して作った作品のメッセージより、ゴシップ的なネタが話題になる。そして挙句の果てにはこのようにプライベートを撮影しにくるのだ。Vince Staplesが言っていたように、そのようなプライベートに固執することは時によっては、「音楽」にとって悪影響がある可能性がある。

そう考えるとケンドリックの「ふざけてまともに取り合わない」対応でかつ、皆が笑える対応を見習うことができるかも知れない。

Vince Staples「メディアや世間のイメージがラッパーたちにプレッシャーを与えている」彼の超リアルトーク。

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