「Can I Kick It?」A Tribe Called Questがスニーカーをリリース。復活する90sヒップホップブランドたち

 

 

ヒップホップとファッション

については数回Playatunerにて紹介してきた。普段はアーティストとその作品に込められた想いについて発信していることが多いが、たまにはファッションやニュースも紹介したいと思う。特にヒップホップは初期から「フレッシュ」であることを重要な要素として持っているので、そのフレッシュネスを紹介するのもいいだろう。

1984年に一回だけTV放送された伝説のヒップホップ番組「Graffiti Rock」この超フレッシュな番組から伝わること。

 

近年一昔前に流行ったスタイルなどが再度巷では熱くなってきているように思える。そんななかで、新しくスニーカーを公開したのがA Tribe Called Questである。彼らはこの度Vansとコラボをし、「Bonita」という名前のスニーカーをComplexconにて披露した。

ATCQといえばPhife Dawgが楽曲にてNew Balanceをシャウトアウトしたことがあったが、今回はスケート靴でもあるVansとのコラボということで「Can I Kick It?」と言いながら、ヒップホップファンのスケーターたちがキックフリップでもしそうな勢いである。2018年春のラインナップらしいので、もしかしたら私たちの手に届くかもしれない。

90sヒップホップファンが歓喜しそうなファッションの復活はATCQだけではない。今年の8月のBillboardの記事では、RZAがWu-Wearを10年ぶりに復活させている。さらには90sのヒップホップ界大流行したFUBUも25周年として新しいラインナップをリリースしている。このようにファッションや音楽も「サイクル」になっているように感じる。新しいターゲットを取り込めるかどうかはわからないが、当時の思い出を持っている人からするとテンションが上がる案件であろう。

また、こちらの動画によるとFILAもアーバンファッションへの復活を遂げようとしているらしく、スポーツブランドからアーバンファッションに転向するブランドも多々ある。

RocawearやEckoを着ている人の数は目に見えて減っているが、その反面、ハイブランドがストリートファッションに擦り寄ってきている例も近年では頻繁に見る。ルイ・ヴィトンがSupremeとコラボをしたり、エルメスがスケートボードをリリースしたり、このような事例には様々な意見が寄せられる。リーゾナブルだけど、超フレッシュになれる「ストリートブランド」というものについて考えさせられるような流れである。

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