Ice Cubeが2ndアルバム「Death Certificate」の25周年版をリリースすると発表。彼が提唱する「ナイス・キューブ」とは?

 

Ice Cube(アイス・キューブ)

の「Death Certificate」は彼にとって特別なアルバムであっただろう。1枚目の「AmeriKKKa’s Most Wanted」で得た成功を維持しつつも、N.W.A.の元メンバーたちをディスった“No Vaseline”のような歴史に残るディストラックも世に出したのだ。そんな1991年にリリースされたDeath Certificateの25周年版の存在が少し遅れて発表された。

 

なんと彼のDeath Certificate 25周年版には新曲が3曲含まれているとのこと。「Only One Me」「Good Cop, Bad Cop」「Dominate the Weak」が新しく含まれているが、いつリリースされるのかは発表されていない。彼の上記のインタビューにて「彼が愛され続ける理由」を理解することができるので紹介したい。

 

Ice Cube:俺の音楽のファンだった人たちはもう子供がいる年齢なんだ。そんな人たちが俺に会ったとき、自分の子供に「Ice Cubeだよ」と紹介するんだけど、大体の子たちは「誰だこいつ?」ってなってたんだ。親が子供にIce Cubeが誰なのかを説明しなきゃいけなくなったら、キャリアの終わりだと感じたね。

だから俺は8歳から80歳までファンがいるように様々な活動をするんだ。子供向けのコメディ映画を作ったのもそのためさ。その子供たちが成長して大人になると、また俺の音楽のファンになる。俺が「アイス・キューブ」から「ナイス・キューブ」になったはそのためだよ。

 

一度は有名になったが、その後のその知名度活かせずに世間から消えていくアーティストが少なくないなか、Ice Cubeが第一線にいれるのはこのようなメンタリティのおかであろう。8歳から80歳までを抑えることができているのは「ナイス・キューブ」ならではのスキルであろう。

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