Redmanは言い訳なんて受けつけない!彼の「仕事に対する熱意」でモチベーションを上げよう!
最高にリアルな男
と言ったらやはりRedman(レッドマン)を思い浮かべるだろう。Redmanほど素直で「リアル」なラッパーはいないと感じる。彼は真のイノベーターでもあり、現代では非常に過小評価されていると感じる。彼が自分の家を紹介した下記の番組を見れば、いかに彼がリアルなのかがわかるだろう。
そんな彼がとてもインスパイアリングな動画をインスタにて公開をした。「いかにもRedman!」と叫びたくなるようなテンションの動画であるが、言っていることはとても素晴らしいので紹介したい。自分が愛する「音楽という仕事」にいかに取り組んでいるかがわかる。
色々言うやつがいるけど、俺は仕事を愛してるんだ!もし毎日寝ないで仕事ができるなら、俺はそうするわ!俺は自分の能力とクリエイティビティを最大化することが大好きだからな!子供たちに対して良い父親をやってるときと、ジムにいるとき以外はずっと仕事をしてるんだよ!
もしフッドにて高級車を自慢するために乗り回していたら、それはその間仕事をしてないってことだ。もし自分の音楽でベストを尽くしたいなら、1年間時間をとって、自分でエンジニアできる方法を学べ。俺は自室のマイクとコントロールを行き来する生活をしてるし、それも辛いときはあるけど、そうやって作業を終わらせるんだ。
音楽を作る仕事を愛しているがゆえ、それにしかフォーカスしない生活を送っているRed Man。アーティストを目指している人は共感できるだろう。「自分の車を自慢するためにやっているのではない、自分の能力を最大化するためにやっている」ということは完全に共感の嵐である。さらに彼は自分の生活をこう語る。
俺のキッチンを見てみろ。汚いし超ファンキーだろ。でもそんなのどうでもよくて、飯を食うための道、クソをするための道、マイクへ通ずる道、そして作業をする椅子しか必要ないんだ!とにかく仕事だ!
彼がこのように語るなか、一つわかることがある。それは「自分が愛することに全力で取り組んでいる人の強さ」である。毎日やりたくもない仕事をやっている人からすると、あまり共感ができない可能性もあるが、「音楽というクリエイティブで食っていくこと」にどれだけのコミット力が必要かを示してくれている。「音楽で生活したい」と思っている人からすると、むしろ彼のような生活環境を「羨ましい」と思うだろう。彼の生活環境に関しては「Red Manの家」を紹介した記事が面白いので、是非チェックして頂きたい。
Redmanの話に共感した方はRussというラッパーの「グラインド」もチェックしてみはいかがだろうか?
ライター紹介:渡邉航光(Kaz Skellington):カリフォルニア州OC育ちのラッパー兼Playatunerの代表。FUJI ROCK 2015に出演したumber session tribeのMCとしても活動をしている。
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