【朗報】Eric B. & Rakimが一夜限りのライブを発表!「Paid in Full」の30周年と20年ぶりのライブ

 

 

 

最も影響力のあったヒップホップアルバム

をいうフレーズを聞いたときに、どんなアルバムを思い浮かべるだろうか?Dr. Dre「The Chronic」、Public Enemy「It Takes a Nation of Millions to Hold Us Back」、Wu-Tang Clan「36 Chambers」、Run DMC「Raising Hell」、Nas「Illmatic」、N.W.A.「Straight Outta Compton」などなどを思い浮かべるだろう。しかしそのなかでも絶対に外せないのがEric B. & Rakimの「Paid in Full」である。ラキムはゴッド・オブ・ラップとして、Playatunerでは何度も取り上げている。

伝説のMCラキムがサウスのヒップホップやリリカルじゃないラッパーについて語る。

そんな「Paid in Full」が2017年の7月7日に30周年を迎える。このアルバムはヒップホップ黄金時代のベンチマーク作品とされた。特にラキムのラップはその時代では考えられないほどのスムーズなフローであり、韻の踏み方に関してもゲームを完全に変えてしまったのである。ラキム以前は小節の最後のビートのみで韻を踏むことが一般的であったが、ラキムは4部だけではなく、細かくリズムをとり、間にも韻を散りばめていった。その後に出てきたラッパーたちは全員、彼のラップスタイルに影響されていると言っても過言ではないだろう。

そんなレジェンド級のアルバムを1987年にリリースしたEric B. & Rakimが、なんとこの度7月7日にNYのアポロシアターにて復活するのだ。

チケットは6月23日から彼らのWEBサイトにて発売になるらしく、すぐにソールドアウトになる可能性が高いだろう。ラキムはこのように語ってる。

 

正直30年前にこのレコードを作ったとき、30年後にもこのようなインパクトを持つ作品になるとは思わなかったよ。このゲームにて、こんな伝説的なステータスを得ることができただけではなく、30年後もこうやって皆がライブに来てくれるということに感謝しないといけないな。

 

今年の七夕は、ヒップホップにとっても特別な日になるだろう。是非ライブストリーミングもやってほしいと感じる。

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