【Funny】スヌープの「Mount Kushmore」に込められたエピソードとは?メソッドマン、レッドマン、Bリアルと語る

Mount Kushmore

先程の記事で、Snoop Doggが豪華アーティストを引き連れて「Mount Kushmore」というツアーをやるという旨を書いたが、このMount Kushmoreという名前にはとあるエピソードがある。

アメリカサウスダコタ州にある「Mount Rushmore(マウント・ラッシュモア)」という記念公園を知っているだろうか?写真を見れば一瞬でわかると思うが、ジョージ・ワシントン、アブラハム・リンカーン、トーマス・ジェファーソン、セオドア・ルーズベルトという過去の米大統領の顔が掘ってある巨大な山のことである。(ナルトの火影のやつと言うと分かりやすいかも)

https://en.wikipedia.org/wiki/Mount_Rushmore

 

「Mount Kushmore」とはそのマウント・ラッシュモアとKush(高品質マリファナの種類)をかけ、ヒップホップ界のウィード番長4人を集めた会合?なのである。Snoop以外にも、「Snoopがいたからこそ、ウィードファンがヒップホップ界で堂々とすることができる」と語るB-Real、メソッドマン、レッドマンの4人であるが、このMount Kushmoreの対談がなかなか面白いので、ここで紹介されたエピソードをいくつか書いていきたいと思う。

 

 

ことの発端

B Real:俺がスヌープにこう言ったんだよ。誰かがウィードの巨大ブロックをゲットして、俺ら4人のヒップホップウィード番長の顔を彫るべきだとね。そしてマウント・ラッシュモアじゃなくマウント・クッシュモアと名付けるべきだと。問題は誰がそんな大量のウィードを用意するかだ。

 

皆のスヌープに対しての評価

B Real:スヌープが俺らに見せてくれた希望は凄かったよ。

メソッドマン:さまざまなバリアをぶっ壊してくれたよな

B Real:ストーナーでも仕事をちゃんとできるということを教えてくれたよ(笑)

 

面白エピソード

B Real:一回フランスのツアーバスを警察に捜査されたことがあったんだ。俺らはそういうの慣れてるから絶対に見つからないような箱に入れて保管してて、捜査も特に問題ないと思っていた。最後にCypress Hillのパーカスをやってるやつが警察にパスポートを見せるように要求されたから、パスポートの写真があるページを開いたら、そのページに潰れたウィードが入ってて全員捕まったよ(笑)

 

Snoop Dogg:俺はオーストラリアとイギリスなどのいくつかの国にウィードが原因で出入り禁止になってる。でも出入り禁止になる度に音楽の売上が何故かアップするんだ。だからどこに行っても吸い続けるよ。出入り禁止になるのは悪い気分じゃないね。

 

Snoop Dogg:B Realに会うと無料でウィードをゲットできると思いながら会うんだ。

 

メソッドマン:はじめてSnoopに会ったときは一緒にスモークした。はじめてB Realに会ったときは一緒にスモークした。でもはじめてレッドマンに会ったときはKris Krossと一緒だったからスモークできなかった。(Kris Krossは当時まだ少年たち)

 

アメリカのヒップホップスターならではのエピソードがたくさん横行した。日本ではさすがにこんなエピソードを話すアーティストはいないが、さすがSnoop Doggと仲間たちと言ったところだ。彼らが一緒にツアーするというのはヒップホップファンにとって素晴らしいイベントとなるに違いない。

スヌープ・ドッグ「Neva Left」90s西海岸に回帰したアルバムを1聴レビュー

いいね!して、ちょっと「濃い」
ヒップホップ記事をチェック!