【あの人は今】Chamillionaireはラップとは違う分野で大活躍

 

Chamillionaire

Ridin’などの曲で大ヒットを飛ばし、2006年に一役ラップスターとして世界に名を轟かせたカミリオネア。警察の黒人に対するステレオタイプに関してラップした当曲は彼の代表曲となった。しかしその後の活動はあまり世の中でフィーチャーされておらず、彼が現在どのような活動をしているのかを知らない人も多いのでないだろうか?今回は「あの人は今」シリーズとしてカミリオネアが現在何をしているのかを簡単に紹介したい。

カミリオネアと言えばカミリタリー・エンターテインメントというレコード・レーベルのCEOとしても活動しているが、今回紹介したいのはレーベル活動ではない。実は彼は以外なビジネスで成功しているのだ。そんな彼は現在

ベンチャーキャピタリスト

として活動をしている。いわゆるVCと呼ばれるプロフェッションであるが、以前はJay Zに関しての記事で少しVCについては書いている。ベンチャーキャピタリストとは簡単に説明をすると、これから成長が見込まれる企業に投資をすることにより、企業の成長を促す職業のことである。資金を提供する代わりにその企業の株式を取得し、その企業が成長したときの株式の差分で儲けるのをビジネスとしているのだ。

カミリオネアは2015年にLAにあるVC「Upfront Ventures」のメンバーとして加入しており、実は投資家として実績を徐々に残しているらしい。下記のポールウォールのインタビューではこのように語られている。

カミリオネアは2000年代に「投資家」という仕事に興味を持ち始め、IT系のカンファレンスに出席するようになったとのこと。さらには彼が出資したMakers Studioという会社は評価額1000億ほどでディズニーに買収されたらしい。実際に彼の株式保有率はいくらかは定かではないが、かなりの金額を稼いだと思われる。

Jay Zがベンチャーキャピタリストとして活躍するように、カミリオネアもラップだけではなく「新しいドア」を開けたのだろう。「自分のポートフォリオを多様化すること」がいかに人生にて大切かを教えてくれたカミリオネアであった。彼はどうやら「カ”ミリオネア”」から「カ”ビリオネア”」になろうとしているのかもしれない。

Jay Zがベンチャーキャピタルファンドを開始する。Jay Zビジネスの成功について考察

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