エリカ・バドゥと彼女の母を題材にしたOutkastのMs. Jackson。本人たちはどう思ったのか?

Writer: 渡邉航光(Kaz Skellington)


 

 

Outkast(アウトキャスト)- Ms. Jackson

ヒップホップ好きであればこの曲を一度は耳にしたことがあるだろう。2000年にリリースされ、グラミー賞も受賞しているほどの人気曲、”Ms. Jackson”。長年のOutkast(アウトキャスト)のキャリアの中で最も愛されていると言っても過言ではない。

 

当曲では、「I’m sorry Ms. Jackson(ミス・ジャクソン、ごめんなさい)」というフレーズがサビとなっているが、この「Ms. Jackson」という人物がErykah Badu(エリカ・バドゥ)の母親を指していることは知っているだろうか?

ことの発端はOutkastの片方Andre 3000(アンドレ3000)とエリカ・バドゥが交際していたことから始まる。アンドレとエリカの間には息子が生まれるが1999年に破局をしてしまうのだ。エリカの母からは常々に2人の関係性を危惧されていたようで、アンドレは「一生添い遂げると言っていたのにこのような結果になって申し訳ない」という気持ちをエリカの母に伝えるためにMs. Jacksonを作ったとのこと。

 

エリカと母の反応


それではエリカ・バドゥと母は当時あのヒット曲を聞き、どのような印象を受けたのであろうか?当時の感情をエリカはこう語る。

➖ 当時色んな人がMs. Jacksonを聞いた?と聞いてきたから、あまり聞きたくなかったんだけど聞いたの。最初のBig Boiのヴァースを聞いたときあまり良い気持ちにはならなかった。ただアンドレのヴァースを聞いた瞬間そのマイナスな気持ちがプラスに変わったの。とても素直に彼が思っていることをラップで語っていて、とてもインスパイアされた。

特に出だしのリリックが気に入ったとのこと。

➖Me and your daughter had special thing going on. You said it’s puppy love, we said it’s full grown. Hope that we feel this, feel this way forever. You can plan a pretty picnic but you can’t predict the weather, Ms. Jackson

「私とあなたの娘は特別な関係だった。あなたはそれを一時的な幼い恋だと言ったが、私は成熟しているものだと言った。永遠にこのように感じると願っていた。素敵なピクニックを企画しても天気は予想できなかったよ、ミス・ジャクソン」

 

big-boi-erykah-andre

http://rebloggy.com/post/seven-dre-outkast-erykah-badu-big-boi-andre-3000-sherlita/129305178599

 

「ミス・ジャクソン」本人はどのように感じたのか?


エリカ・バドゥの母、通称ミス・ジャクソンはどう感じたのだろうか?動画でエリカ・バドゥはこう語っている。

母はあの曲を超気に入っていたわ。Ms. Jacksonの車のナンバーをとったり、マグカップ、ペン、ヘッドバンドなどのグッズを身に着けて、周りに自分が「Ms. Jackson」本人だ、ということを自慢しまくっていたわ(笑)

かなり気に入っていたらしい(笑)ちなみにエリカ・バドゥとアンドレの間の息子、Seven Sirius Benjamin(セブン・シリウス・ベンジャミン)はアンドレの大ファンとのこと。エリカ・バドゥもアンドレも最近ではコラボもしているので、別れたあとも関係は良好なのであろう。