The Game「カリフォルニアのマリファナ合法化は、今がベストタイミングだ」

Writer: 渡邉航光(Kaz Skellington)


 

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スヌープドッグ、ゲーム、ドクター・ドレー…

西海岸ヒップホップと言えばマリファナがつきものである。今月カリフォルニアでは、医療用以外にも合法化が決まり、喜んでいるヒップホップアーティストが多く見られた。ちょうどドナルド・トランプが当選した日に決まったというのもあり、嫌なことから抜け出す手段として前向きに捉えている人が多い。

 

そんな中、The Gameが面白い発言をしていた。それは「カリフォルニアのマリファナ合法化は、今がベストタイミングだ」という旨の発言である。ヘヴィウィードユーザーのゲームなので、この発言は意外であった。しかし、どのような意味で言ったのかと深く読んでみると納得がいった。

今までずっと色んな人が吸ってきたし、LAにおいてウィードをやるのは当たり前であったが、これで捕まる人もいた。ただ、今がベストなタイミングだと思うんだ。昔から合法だったら、人々の生活も違っていただろうし。何よりも、もし既に合法だったらドレーの「The Chronic」が存在していないかも知れないからな!

そう、彼はウィードが違法であったから、ドレーの「The Chronic」や「2001」のような、ウィードを扱うギャングスタライフを題材にしたアルバムが生まれたと感じているのである。もし合法であったら、わざわざギャングスタラップとして題材にすることはないであろう、という理論である。確かにもし1992年に「The Chronic」という、当時のヒップホップ業界に衝撃を与えた作品が存在していなかったら、ヒップホップの全てが今と違う形であっただろう。