Jay Zがラッパーとして初のソングライター殿堂入り。Jay Zの反応と、これが何を意味するかを考える

 

Jay Zはヒップホップキング

と言っても過言ではないのかもしれない。弊メディアではJay Zのビジネスマンとしての姿を頻繁に紹介してきた。昨日もJay Zが投資ビジネスに本格的に動き始めるという記事を紹介した。そんな彼が本日「ソングライターの殿堂入り」を果たした。これはラッパーとして初であり、ヒップホップ業界にとって大きな一歩となった。2017年のソングライター殿堂入りを果たした他のアーティストはBabyface、Max Martin、Jimmy Jam & Terry Lewis、Chicagoとなっており、マドンナやSly Stoneは選ばれなかった。

Jay Zはこの殿堂入りにたいして、このように反応している。

 

これはアメリカにとって大きな勝利だ。ラップがただの流行りで終わると言われていた頃を思い出す。今では歴史に名を馳せた最高のソングライターたちと同列に語られるようになった。

 

そう、ヒップホップはロックやポップスにたいしては比較的に新しいジャンルである。そのようなラッパーが「ソングライター」として評価されることは今まであまりなかったのだ。ヒップホップが批判されるときには「メロディがないから音楽じゃない」などと言われる。しかしこの殿堂入りは「音楽」として「ラップ/ヒップホップ」の地位が向上した結果と言える。シェイクスピアより語彙力があるラッパーという記事でも書いたが、言葉の芸術である「ラップ」が「音」を評価する音楽として認められたのが嬉しい限りだ。

まだ地位向上が見られない国/文化圏などはあるが、「ヒップホップ文化」が抱える「想い」をメディアなどが上手く打ち出せていないからなのかも知れない。そのように「ヒップホップ/ブラックミュージック」の重みについて、今後も打ち出していくことにより、いずれかは「音楽/文化」としてハイクオリティなものだと認められるようになるのだ。

しかし私はJay Zにとあることを期待していた。Jay Zは自分のリリックを書き起こさないことで有名なので、実質彼はソングライティングの「ライティング」部分は頭の中で全部やっていると語っている。そういう意味では彼はライティングをしていないのに、「ソングライター」として殿堂入りをされたのだ。これはある意味物凄い快挙だと感じる。

そんなリリックを書き起こさないことが持ち味の彼が、次にラップで使用すべきパンチラインを考えてみた。

Got inducted to Songwriter Hall of Fame, but
I aint writing down lyrics, that’s how I came up
ソングライター殿堂入りしたけど、俺はリリックを「ライト」しない。そうやってのし上がってきた。

いい感じに韻も踏んでいるので、彼にとってピッタリなパンチラインとなるであろう。

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