青年がネットで$200で販売したビートが2年後にDesiignerの「Panda」になった夢のような話し

 

奇跡のような話し

以前書いた「Mike Willの“Formation”ビートがどのようにしてビヨンセの手に渡ったか?」という話しもかなり奇跡的だったと感じるが、この度また奇跡のような話しを見つけたので是非紹介したい。今回紹介するのは2017年グラミーにもノミネートされていたDesiignerによる大ヒット曲「Panda」の制作秘話である。

 

Desiignerの初大ヒット作品であり、さらにはカニエ・ウェストの「The Life of Pablo」にて「Father Stretch My Hands Pt. 2」に使用されたことにより爆発的に知名度があがったこの曲であるが、実はこのビートをプロデュースしたのはイギリス在住の青年「Menace」である。彼は現在22歳であり、Pandaのビートをつくったときは20歳であった。彼のGeniusでのインタビューによると彼は2014年に$200でビートを売ったと言う

 

いつもYouTubeにビートを公開して、自分のサイトで買えるようにしてるんだけど、2014年に誰かがこのビートを買っていったことは覚えていたんだ。それが誰かは知らなかったんだけど、その後ツイッター経由で「Panda」を聞いたときに、自分が作ったビートだって気がついたんだ。

 

元々YouTubeにて公開し、そのビートをサイトで売っていたと彼は語る。当時無名であったDesiignerがそのビートを気に入り、自分でラップするように購入したのである。そんなDesiignerの「Panda」がカニエ・ウェストの耳に入り、カニエ・ウェストが自身のアルバムにも使用したのである。カニエ・ウェストはイギリスにいる彼に、ビートの個別トラックを送ってほしいと連絡をしたとのこと。実際に契約がどうなっていたかはわからないが、正式にパブリッシングするにおいて$200以上の報酬があったことを願う。

彼のYouTubeにて公開したビートが、無名時代のDesiignerに気に入られ、巡り巡ってカニエ・ウェストのアルバムに入ったのである。そう考えるとかなり奇跡的なストーリーである。