「Desiignerは筆記体で喋っているのかもしれない」真相を解明

 

去年ブレイクしたアーティストで最も印象的なのがDesiigner(デザイナー)かもしれない。出てきた当初はFutureに似ていると批判されていたが、彼の「Panda」は4×プラチナ認定されるほどの大ヒットとなった。彼の音楽が好きかどうかは置いておき、一旦彼のパーソナリティ面を見てみよう。

アメリカではDesiignerについてこのようなジョークがある。

「Desiignerは何を言っているのかわからない」

「Desiignerは筆記体で喋っている」

実際2016年といえばいわゆる「Mumble Rap(マンブルラップ)」が大きな議論を巻き起こした年であった。マンブルラップとは、言葉をきちんと発音せずにモゴモゴとトラップっぽいトラックの上でラップ(?)をする、近年流行りのスタイルである。Lil Yachty、Lil Uzi Vert、Future、Ugly Godなどを聞くとわかりやすいだろう。

しかしDesiignerがこの並びとは少し違うと感じることがある。それは意図的にマンブルしているのか、元々の喋り方なのかという点である。Lil YachtyやLil Uzi Vertなどは喋るときは極めて普通に喋り方をする。そんなことを考えているうちに先日公開された「Desiignerがグラミーノミネートされた感想」について語っている動画が流れてきた。

そう、Desiignerにとってこれが自然なのだ。私の最初のリアクションは“なんかヤバそう”だったのだが、彼は別にマンブルラップをしているわけではなく、元々テンションがヤバイのだ。ジョークではなく、本当に筆記体で喋っているんじゃないかと思わせる喋り方である。

一応のこの動画では、「なぜ“Panda”はグラミーにノミネートされるほどの反響があったと思いますか?」という質問に

「クレイジーなエネルギーに、あのハードなビートとヴァースがあったから↑↑ギーロォー!」

と答えている。

 

ここで気になるのは、何故彼の喋り方がこうなったのか?ということだろう。私はこれを解明するためにいくつか彼のインタビューを探してみたのだが、一つ気になるインタビューがあった。

ここで気になったのは、レポーターが「この喋り方は意図的ですか?」と聞いたときの彼の返答だ。

「俺のお父さんとお母さんもこんな喋り方なんだよ↑↑ギーギー!!」

なんと本当のことかはわからないが、彼の家族もこのような喋り方をするらしい。本当のことだとしても、ジョークだとしても、聞いている人に「!?」と思わせることができるのは彼の才能であると感じる。