Vince Staplesが「リアルな音楽」の意味を語る。

 

「リアル」

というフレーズはヒップホップではよく聞く言葉である。Playatunerでも頻繁にPlayatuner風の「リアル」ということに関して取り上げており、この記事を読んだ後にそちらも色々チェックしてほしいと感じる。ラッパーにとって「リアル」であることはとても大切であると言われる。そんな「リアル」とはどんな意味なのであろうか?Vince Staplesの解釈がとても完結にまとめてくれているので紹介をしたい。

 

Vince:ストリートの音楽が「リアル」なヒップホップだと言うのはとても(ストリート)エリート主義だと感じるな。だってもし俺がラップしていることが全部嘘だったら?俺はこういうストリートのこととかをラップしてるけど、もし全部俺が適当に作り上げた嘘だったとしたら?全然リアルじゃないよね?

商業的なパーティ音楽だって本当にパーティして楽しみたいって人たちが作ってるんだし、それは「その人たちにとってリアル」だよね?「リアル」って言葉を使うとき、それは「アーバンでアグレッシブ」って意味なのか?それが全員にとってのリアルなのか?人の人生は、人の人生だ。何があったとしても、音楽は自分の人生の鏡であるべきだ。

 

彼の「もしかしたら全部嘘だったら?」という投げかけはとてもわかりやすい例えだと感じる。確かにストリートについてラップしている人たちは「リアル」だと評価される風潮があるが、実際にその人はそのような人生を歩んだのだろうか?そこが重要だろう。「アグレッシブ/ストリートじゃなければリアルじゃない」なんて評価をするような人たちに、Vinceはフラットな思考を持つように疑問を投げかけているのだ。一つわかるのは彼のこのような考え方はとても「リアル」だと感じる。彼のリアルな面は下記の記事でもチェックできる。

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