2000年代の西海岸

と言ったらThe Gameであろう。今ではベテランとなった彼であるが、彼が2005年にリリースしたThe Documentaryは2000年代の西海岸を代表する作品である。2005年の1月18日にリリースされ、コンプトンの復活を支えた作品である。

そんなコンプトンの復活を支えたThe Gameであるが、この度自身のキャリアのラストとなるアルバム「Westside Story」についてヒントをインスタグラムにて出した。Westside Storyと言えば、1stアルバムのThe Documentaryの2曲目となる曲名であり、ラストアルバムにふさわしい名前であろう。まだリリース日などは出ていないが、どうやらケンドリック・ラマーが参加しているようだ。

The Gameは以前もLAXがラストアルバムになると発表したが、結局その後も多くの作品をリリースしているので、今回も実際にラストになるかはわからない。しかしThe Gameを含めたLAの大御所ラッパーたちはケンドリックにバトンを受け渡したと言っても過言ではない。

実際にSnoop、The Game、Kuruptなどが2011年にケンドリックにバトンを受け渡したことを覚えているだろうか？当時、ケンドリックはステージ上で号泣をしたが、今ではケンドリックがバトンを受け取ったどころか、バトンを持って誰よりも遠くへ走っていってようにも感じる。The Gameのラストアルバムにてケンドリックが参加することにもこのような意味合いもあるのだろうか？今はリリース日が公開されるのを待つばかりだ。