多くの音楽ファンや批評家が既に、Childish Gambino（チャイルディッシュ・ガンビーノ）の新作と、Funkadelic（ファンカデリック）を比べて評価している。

そんな中、ついにGeorge Clinton（ジョージ・クリントン）が、ガンビーノの敬意的とも言えるアルバムに対して感謝のコメントを発表したのである（HipHop DX）。

ファンクレジェンドのジョージ・クリントンはこう語る。

先ほどこのアルバムを聴いたよ。一回聴いただけでこの曲が好きになった。

私は彼がP–Funkに没頭していることをよく知っているし、だからこれがいい曲になることも知っていた。

初めて聴いたとき感じたのは、これがP-FunkとPrince（プリンス）の中間あたりから影響を受けているのかな、ということだった。

彼がファンクを愛していることに対して誇りに思うし、彼や彼の周りがファンクを現代に取り戻したことが喜ばしい。

そう、Childish Gambinoの「Awaken, My Love」はファンクレジェンドのジョージ・クリントンにも認められた作品となったのだ。ヒップホップの歴史をみると、Dr. Dreを含めP-Funkをサンプルするスタイルは長年存在した。しかしサンプルではなく、このような形で経緯を示したラッパー／アーティストはもしかしたらChildish Gambinoがはじめてではないだろうか？