今年最も話題になったアルバム

と言えばケンドリック・ラマーのDAMN.であろう。今でも様々な考察が飛び交っているこの作品であるが、プロデューサー陣も9th Wonder、Mike WiLL、Steve Lacy、Sounwave、DJ Dahi、Terrace Martin、The Alchemistとかなり豪華であった。アルバムもコンセプトやストーリーテリングも素晴らしく文学的で、TPABと共に100年後にも研究されている作品だと感じる。

そんなケンドリックであるが、久しぶりにDr. Dreなどの大御所とのトラックも聞きたいと思うのは私だけだろうか？むしろDJ Premierなどの最強プロデューサーとやっている曲も聞いてみたいと思うのは私だけだろうか？そんなことを考えているとき、DJ Premierがとても興味深いツイートをしたのだ。

@S3ymoureButts @kendricklamar I’m sure one day it’ll happen…We worked on a couple joints but they didn’t make the album…that’s family so it’s all good

— DJ Premier (@REALDJPREMIER) 2017年5月12日

ファンが「ケンドリックとDJ Premierのコラボはいつ実現するのですか？」と聞いたら、なんと彼が「いつか実現するよ。実は数曲一緒にやったんだけど、アルバムには収録されなかったんだ。」

と答えている。なんと実は既に数曲コラボ済みだと言うのだ。いつこれを聞くことができるのだろうか？ここで考えたのはTPABがリリースされた1年後の去年リリースした「untitled unmastered」の存在だ。もしかしたら今回もDAMN.に収録されなかった名曲たちが同じような形で2018年にリリースされる可能性もある。

その間はDJ Premierと西海岸のベテランMC Eihtとのコラボアルバムを楽しむことでDJ Premier不足が解消するだろう。