9/2に来日公演をするMain Sourceからのビデオメッセージ。NasのメンターとなったMain Sourceをおさらいしよう。

 

 

(この公演は終了しました)

90年代クラシックをリリースし

Nasのメンターとしても知られるLarge Professor(ラージ・プロフェッサー)が所属していたグループ「Main Source」を知っているだろうか?デビューアルバム「Breaking Atoms」にてまだ世に出ていないNasをフィーチャーし、その後も彼のキャリアを見守ってきた存在である。Sir ScratchとK-Cutはカナダ出身のプロデューサーとして、その後もBig PunやQueen Latifahなどと共演している。

そんな90sクラシックであり、コンシャスラップとして名高いアルバム「Breaking Atoms」で知られるMain Sourceであるが、なんと9月2日に渋谷Sound Museum Vision Classicsにて来日公演をする。Large Professor、K-Cut、そしてFakin the FunkでフィーチャリングされているNeek The Exoticの三人で来日する。当初はインタビューをする予定であったが、実現できなかったのでなんとメンバーのK-Cutからビデオメッセージを頂いた。

 

短いメッセージとなっているが、彼の優しそうなパーソナリティが表れている動画となっている。Main Sourceをあまり知らない方でも、レジェンド級のプロデューサー「ラージ・プロフェッサー」を見たいという方も多いと思うので、簡単に紹介をしたい。

Main Sourceは1989年頃から活動をしはじめ、1991にあのクラシックと呼ばれる「Breaking Atoms」をリリースしたLarge Professor、Sir Scratch、K-Cutの三人組のグループである。

 

「Breaking Atoms」では偽物をエクスポーズする「Fakin’ the Funk」ような楽曲や、理不尽な女性との関係を語った「Looking at the Front Door」が人気楽曲となった。ジャズをサンプリングし、コンシャスなリリックを多く含んだヒップホップは雑誌などからも非常に高評価であった。

 

そのなかでも、最もコンシャスであるのが、「Just a Friendly Game of Baseball」である。この曲では警察からの不当な暴力を野球に例え、世の中の理不尽についてラップしている。警察関連の曲ではN.W.A.の「Fuck the Police」に負けないパワフルな内容である。そしてNasがはじめて表に出た「Live at the Barbeque」も外せない。

そんなヒップホップ・レジェンドのMain Sourceであるが、9月2日に日本で見ることができるので、是非まだ予定が空いている人はチェックだ。

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HIP HOP黄金期の90年代にスポットをあてる『CLASSICS』
名盤と言われているMain Source(メイン・ソース)”Breaking Atoms”リリース25周年記念ツアーとしてLarge Professor(ラージプロフェッサー)、 K-Cut(ケーカット)、Neek The Exotic (ニーク・ジ・エキゾチック)の来日決定!

Pete Rock & C.L. SmoothやNasらの楽曲を手がけたMain Sourceのフロントマン・LargeProfessor、カナダ出身のプロデューサーとしてBig Pu nやQueen Latifahなどと共演しているK-Cut、”Fakin’ The Funk”等の客演で知られるLarge教授の盟友の一人Neek The Exotic、
この伝説的な3名でのMain Sourceは渋谷VISIONで初登場。

HIPHOP界屈指でもあり、良質なHIPHOPを作り続けたレーベルWild Pitch(ワイルドピッチ)を支えた最重要グループ”Main Source”が魅せるリアルサウンドを見逃すな!

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