ピコ太郎とヒップホップの共通点。それはあの名機にあり

Writer: Mao


pikotaro

 

PPAPとヒップホップの共通点


ここ最近、名前を聞かない日はないぐらい話題となっているピコ太郎氏の「PPAP」であるが、実はヒップホップなどの音楽文化と共通点があることは知っているだろうか?

そう、その共通点はこの音である。

 

ピコ太郎氏が「PPAP」にて使用したカウベルの音は、リズムマシン「TR-808」のプリセット音源。TR-808は、808mafiaという名のプロダクションチームがあるくらい多くのヒップホッププロデューサーに愛されてきた。その長年の支持もあり、今ではどのDAWソフトを買ってもプリセットでこの808サウンドが入っている。ただの機材から、ある種の文化的アイコンと化したサウンドライブラリーとして長年音楽文化を支えてきた。今回は導入としてこの「TR-808」のサウンドが使われているHipHopの名曲3曲を振り返ってみようと思う。

tr-808

tr-808

 

 

Afrika Bambaataa & The Soulsonic Force – Planet Rock


 

ピコ太郎のPPAPと同じく808の特徴的なカウベル音が使われている。

 

N.W.A – Dope Man


 

ヒップホップにおいてはカウベルの音よりこの減衰時間の長い、低音の効いたバスドラの方が808の代名詞かもしれない。

 

Kanye West – Love Lockdown


 

Kanye Westがラップを捨てオートチューンに走りどう受け止めていいかわからない中、808のサウンドが辛うじてHIPHOPを感じさせてくれる。さらにはこの曲が入っているアルバム「808s & Heartbreak」はタイトルにも表れているように全体的に808のサウンドが使われている。

 

808のサウンドを自分で手ごろに体感したい場合はここで遊んでみることをオススメする。
http://www.html5drummachine.com