Wu-Tang Clanの一員

としてだけではなく、ソロアーティストや俳優としても一世風靡をしたMethod Man（メソッドマン）。彼のフローと声はとてもオリジナルであり、他のラッパーとは違うレベルのラップをいつの時代も提供してくれている。そんな彼が2011年に映画のプロモーションのためにしたインタビューにて好きなラッパー3人を挙げているのが面白いので紹介したい。

好きなラッパーか…トップ3人ならすぐに出てくるよ。それは

Me （俺）

Myself（そして俺）

and I （最後に俺）

だな！

デ・ラ・ソウルの曲ではないが、どうやらMethod Manにとっては自分以上に最高なラッパーはいないようだ。実際にMethod Manはトップ3に入ってもおかしくないが、このような自信とメンタリティがラッパーとしての成功を収めるために必要なのであろう。謙虚でいることはもちろん成功する上で重要だが、自分のつくるものに自信をもち、他の人の目を気にしないこともとても大事だと感じる。タイラー・ザ・クリエイター、Run The Jewels、Russなどのインディペンデントに成功をおさめているアーティストを見ていると、そう思えてくるだろう。ちなみに同席した俳優のジョナ・ヒルはBig L、Method Man、ビギー、Jay Z、Gang StarrのGuruなどを挙げている。