ThundercatとコメディアンZack Foxの会話から出た名言たちが面白すぎる件

 

 

「面白い」を狙うアーティスト

は世の中にたくさんいる。楽曲やMVも笑える内容にしたり、コメディアンのようなトークを繰り広げるアーティストは珍しくはないだろう。しかしThundercatは「面白い」を狙っているのではなく、ナチュラルに「面白い/変」なのだ。そんな彼の面白いリリックは下記の記事をチェックしてほしい。

Thundercatの新譜「Drunk」を聞いているとニヤニヤが止まらない理由。面白いリリックを解説

 

そんな彼のツイッターを見ている人であればわかると思うが、Thundercatと頻繁に面白い絡みをしているコメディアン/イラストレーターがZack Fox(別名:Bootymath)である。その2人がお互いの似顔絵を書きながら、様々なことについて話す動画が、意味がわからない会話で溢れているので、紹介しようと思う。

 

まずは動画を一旦見て頂きたいのだが、基本的に2人はずっと爆笑をしている。このずっと爆笑している雰囲気を頭にいれたまま、是非読んで頂きたい。

 

Zack:俺らは1994年のFreaknik(アトランタの黒人が多く通う大学にて行われる春休み中の集まり)で出会ったんだ。灼熱のなか、俺は全身アルミのボディスーツを着ていて、彼はガソリンスタンドでケツを振ってたんだ。

Thundercat:何でケツを振ってるんだよ(笑)

Zack:ゴスペル音楽にあわせてケツを振ってたんだ。

 

Thundercat:ラッパーのFutureは製薬会社から送り出されたサイボーグだと思う?

Zack:未来(Future)から送り出されたんだろ?

Thundercat:ラップで薬を売るために、サイボーグとして送り出されたんだよ。

Zack:Futureのアルバムカバーが製薬会社のCEOたちがハイタッチしている写真だったらどう思う?

 

初っ端からかなり意味がわからない会話が行われた。FutureがあまりにもPercocetなどについてラップをするので、Futureが製薬会社の売上をあげるために送り出されたサイボーグだと思っているのだ。さらにもっと意味のわからない会話に進む。

 

Zack:車のライセンスみたいに社会保障番号も変更できたらいいのにな。そしたらUが6つ付いているFuckにするのに。

Thundercat:FUUUUUUCK

 

Thundercat:スニッカーズの包装をコンドーム代わりに使ったことあるか?同じ効果が得られるんだよ。

 

Zack Fox:俺は昨日間違えて、茶色いペーパータオルでケツを拭いちゃったんだ。茶色いからついてるかわからないし、いつ止めればいいのかがわからないんだ。

 

Thundercat:どんぐらいの期間自殺したいって思ってる?

Zack:次から「死にたい…」って思う度にiPhoneのタイマーでタイムを記録して、最後にそれの累計を取るべきだな。そしてその時間を税金から控除するべきだ。ブランディングになるからな。

Thundercat:俺は全部の車からシートベルトを取るべきだと思うよ。自然の成り行きに従うべきだ。

 

Zack:たくさんのハイエナをホワイトハウスに放つべきだ。

 

Thundercat:モリー(エクスタシー)をケツに入れたことある?それって可能なのかな?

Zack:多分水に溶かしてから、逆立ちして注入しないと駄目だと思う。その後、エドワルドって名前の巨大なドミニカ人に、カクテルみたいにシェイクしてもらわないと駄目なんだ。通称Molly Rocket(モリー・ロケット)だ。

 

個人的なベスト名言は「茶色いペーパータオル」と「モリーロケット」の下りだと感じる。このような発言が横行する彼らの脳みそはどのようになっているのだろうか?確かにThundercatのWalkin’などのMVは、かなり意味がわらかない映像となっているが、彼のこのような世界観は普段から表に出ているのだ。下記の記事にてThundercatの「笑うこと」に対するポリシーを書いているので、是非チェックしてみてほしい。

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