【予言シリーズ】Childish Gambinoの卒アルから見る「夢」

 

偶然 or 必然

世の中には奇妙とも取れる偶然がある。しかし実はアーティストに起きた出来事などを見ていると、実は世の中の全てが必然なのではないか?と思えてくる。弊メディアではアーティストに起きた数々の「偶然」を紹介してきた。Desiignerの「Panda」のビートの話であったり、ビヨンセの「Formation」の話であったり、J. Coleの予言などは個人的にもかなり面白い話だと感じる。

そんななか、Childish Gambino(チャイルディッシュ・ガンビーノ/ドナルドグローバー)の卒アルにまたもや「偶然」のような必然が含まれているので、紹介したい。そんな彼の卒アル写真はこちら。

 

この写真の何が凄いかと言うと、スター・ウォーズのシャツである。彼は高校の卒アルでスター・ウォーズのシャツを着ているのだが、なんと彼はスター・ウォーズの「ハン・ソロ」を題材にしたスピンオフ作品に出演することが決まっているのだ。彼がキャリアを積み、スター・ウォーズに出演すると当時のクラスメートの誰が想像していただろうか?さらにこちらのインタビューにはこのように語っている。

小さいころ、スター・ウォーズには結構のめり込んだ。学校から早退させられて、エピソード1を見に行ったのを覚えている。俺がはじめて買ってもらったおもちゃだ。

彼は小さい頃からスター・ウォーズが好きだったと語る。もちろん高校の卒アルは何気なくスター・ウォーズのシャツを着ていたに違いない。ちなみに私もはじめてアメリカの映画館で見た映画はエピソード1であったので何故か親近感が湧く。

当時の彼は、将来は「俳優/ラッパー/シンガー/脚本家」になると決めていたのだろうか?決めていても、決めていなくても一つ言えることはある。それは「全力でやればなんでも可能」ということだ。ラッパー/シンガーとしても1流の仲間入りをし、俳優としてゴールデングローブ賞を受賞し、スター・ウォーズの「ハン・ソロ」スピンオフにて主人公の盟友「ランドー・カルリジアン」役をやる、なんて普通は「いや、無理でしょ(笑)」と片付けられてしまうだろう。しかし「とりあえず良いものをつくる」精神を持ち、自分を信じているのだ

Childish Gambino「ジャンルという概念は死んだものだ」アーティストがとるべき「リスク」とは?

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