米ニュース番組がPhife Dawgの歌詞を組み込んだ渋滞レポートを披露する

(2016/03/24ブログからのバックナンバー)

 

昨日A Tribe Called QuestのPhife Dawgが亡くなったと報道された。

ヒップホップコミュニティは大きな悲しみに包まれ、様々なヒップホップ関係者がトリビュートの言葉や捧げた。その中で、米ニュース番組がA Tribe Called Questの歌詞を使ったトリビュート渋滞レポートを披露したのだ。いつもと同じようにシレッと入るので最初は気がつかなかったが、中々上手く組み込まれていて気がついた時には思わず笑顔になった。下記で簡単な解説をしているので是非読んで欲しい。

 

まずは上記渋滞レポートに出てくる

A rush hour coming with more hits than the Braves or the Yankees. Award Tour with Mark my man.
ブレイブスやヤンキースのヒット数以上の渋滞(車の数)

Are things Ludicrously speedy, or infectious with the slow-mo?
マーク!交通状況は信じられないほど速いですか、それともスローモーションが伝染しているかどっちですか?

Mark’s Track records longer than a DC20 Aircraft
マークの渋滞トラッカーはDC20の航空機並に長い

上記部分はA Tribe Called Questの「Award Tour」のリリックをから来ている(下記1:45〜)。交通状況を伝えられるように上手くアレンジされているのに感心した。

 

さらには

今の交通状況について自分の母や父にテレグラムで教えてあげて

という内容もPhife Dawgの「俺がどれだけナイスかをテレグラムで母さんと父さんに教えてあげな」という歌詞から来ている。

その他あの有名なフレーズ「Are you on point?」なども駆使されているので英語が苦手な方も是非チェックして欲しい。ファイフドーグがどれだけヒップホップファン以外にも愛されていたかが良くわかる。

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