Lil Yachtyのデビューアルバムのカバーが話題と批判を集める理由

 

Lil Yachty

に関してはPlayatunerにて数回取り上げてきた。それは彼の音楽をプロモーションするためではなく、「彼が新世代アーティスト V.S. ベテランアーティスト」という構図の真っ只中にいるからである。Lil Yachtyは新世代のアーティストに批判的なベテランが批判するアーティスト代表となっていると感じる。なるべく両サイドにフラットな考えでいるために、彼の記事を「若者代表」として彼らの実情を発信している。

「最近の若者は先人たちをリスペクトしない」という批判について。Lil’ Yachty、ラップブーム、私のミッション

 

Lil Yachtyを見る度にビースティ・ボーイズのAD ROCKの発言を思い出すのだが、彼がデビュー・アルバムの「Teenage Emotions」は5/26にリリースされるのだが、このアルバムカバーが米国で非常に話題となっている。

 

このカバーは何を表しているのだろうか?それは数々のマイノリティであると感じる。左上にはセクシャルマイノリティの2人、様々な人種、アルビノの黒人、派手なヘアスタイル…私はこのカバーは素晴らしいと感じた。まさにTaylor Bennetの作品に参加したLil Yachtyの

 

いつも誰かに「正しいやり方」を説教されるのはもう疲れた。誰々をリスペクトしないといけないとか、誰々を聞かないと音楽をやっちゃいけないとか…そんなん全部Fuckだ。俺は俺のやりたいようにやる。」

 

という発言がこのアルバムカバーに代表されていると感じる。その曲はこちら

自分たちが生きたいように生きる。自分という存在に誇りを持ち、胸を張る」という生き方をしていると世間に何かネガティブなことを言われる可能性は高い。社会というものはそういうものであり、批判する人たちは後を絶えない。そのような人たちを気にせず素の自分を出すことの大切さや、「若き心」を持った人間たちの「生命力」が伝わってくる。

実際にこのアルバムカバーには既に批判が集まっており、セクシャルマイノリティなどの描写に物を申している人たちもいると数々の米メディアが報道している。しかしこのアルバムカバーにおかしいことなんて一つもないのだ。世の中には様々な人おり、全員が違う趣味/趣向を持っており、それ受け入れて皆で楽しむことを一枚の写真で上手く表しているものだと感じる。むしろLil Yachtyを批判する人たちの「意見」も「皆違う趣向だよね」と笑い飛ばすようなものなのかもしれない。もしかしたら彼は音楽業界内でも、逆に視野が広い/柔軟な心を持っている存在なのかもしれないと感じる。

さらに彼がクレバーなのは、このアルバムカバーが話題を呼ぶことを知っていることだ。現在彼が起こす全ての行動は無条件に話題になり、批判が集まる。それを逆手にとり、メッセージを広め、さらなる注目を集めることを臆さない。彼がティーンから支持される理由はそこにあるのかもしれない。

「何を言われようが生きたいように生きる」…まさにTeenage Emotions(10代の感情)である。

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