DJ QuikとScarfaceコラボEPを製作中!?コラボに至った経緯を語る。

 

 

コンプトンとヒューストン

DJ QuikとScarfaceは出身地は違えど、2人ともヒップホップ/ギャングスタ・ラップの伝説である。2人とも90年代のヒップホップを作ってきたアーティストであり、特にScarfaceはリリシストとしてトップレベルのスキルをもっている。「トップラッパーは誰か?」という会話にてScarfaceがあまり出てこないのが不思議であるが、彼はまさにテキサス/南のパイオニアとして様々なアーティストが世に出る道を作った。DJ QuikはPlayatunerでも度々取り上げている西海岸を代表するプロデューサーである。

西海岸レジェンドDJ Quikのデビューアルバム「Quik is the Name」

 

そんなGeto Boysラッパーと西の凄腕プロデューサーの2人がコラボしたらどのようなものになるのだろうか?現在ツアー中の2人であるが、彼らはこのように語った。

 

Quik:スカーフェイスが数ヶ月前にスタジオに遊びに来たんだよ。彼はスタジオに入り、いきなりギターを弾き始めたんだ。スカーフェイスがギターを…?って思ったけど、超いい感じだった。だから俺がドラムを叩いて、皆でインプロをしたんだ。そして自分たちが「ミュージシャン」であることを改めて感じた。世界はこれを見ないといけない。

最初はEPかな?俺はADHDだからいきなりアルバムを作ろうとすると、途中で投げ出しちゃうんだ。実は今回のツアーでのジャムも全部録音していて、後々そこからアイディアを得られるようにしているんだ。

Scarface:まじでDJ Quikは史上最高のプロデューサー/エンジニア/ミキサーだよ。

 

スカーフェイスがLAに遊びに来たときに、ギターを弾き始めたのがきっかけでEPを作ることになったと語った。実は若い頃からスカーフェイスはギターを嗜んでいるのだ。指弾きでプレイするスカーフェイスはとても楽しそうである。

 

DJ QuikとスカーフェイスのコラボEPがいつリリースされるかは、具体的には明かされなかったが、非常に楽しみである。

DJ Quikが楽曲をプロデュースするときのプロセスを語る

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