Dr. DreとBootsy Collinsが一緒に何かを企んでいる!?何歳になっても失わない音楽への好奇心【ショートエピソード】

 

 

大御所アーティスト

たちのなかではAndre 3000のように音楽への愛が(一時的に)失われてしまっている人もいる。そんななか、大御所アーティストの「音楽愛」が伝わってくるエピソードを見ると、妙に安心してしまう。深い「音楽愛」を持っている大御所アーティストのなかの一人がDr. Dreであると感じる。彼はスポーツのようなアクティビティ感覚を楽しむために楽曲制作をする人であり、今でも毎日スタジオに入り音楽を作っている。彼の幅広い音楽愛は下記の記事でもチェックできる。

Dr. Dreがニルヴァーナを聞いてテンションを上げている動画から見る「プロデューサー」という存在

 

そんなレジェンドと、そのレジェンドにとってのレジェンドが集まるとどうなるだろうか?今回合流し、何かを企んでいるのがファンクのレジェンドBootsy Collins(ブーツィー・コリンズ)とDr. Dreである。BootsyのFacebookアカウントに2人の映像が投稿されているのだが、こちらが非常に良い映像である。

Dr.Dre-Bass, Bootsy-Beats!

Okay Me & Dr. Dre r teaming up for some Monstrous Funk-A-Doddle-Do-Do & P-P-Chaser's! (SHOW YR LOVE FOR THIS UNITY IN THE COMMUNITY!

William "Bootsy" Collinsさんの投稿 2018年2月9日(金)

 

Bootsy:OK!私とDr. Dreはモンスター級のファンクを作るためにチームアップするよ!コミュニティの団結に愛を示そう!

 

映像のなかでは、Bootsy CollinsがDr. Dreのベースにサインしているのが、Dr. Dreの表情を見て欲しい。まるで憧れているメジャーリーグ選手のサインをもらう少年のような顔をしている。Dr. Dreも音楽業界のレジェンドとしてトップに上り詰めたが、今でも自分が音楽をやる道を切り開いた先人Bootsyに憧れ、アーティストの「知名度」ではなく作る音楽そのものをリスペクトしているのが伝わってくる。Bootsyのベースラインがなければ確実に「The Chronic」も「Doggystyle」も生まれなかったと考えると、Dr. Dreがここまで嬉しそうにするのもわかる。

それと同時に、Dr. DreとBootsyが何歳になっても音楽にたいする好奇心を持っていることを嬉しく感じる。この好奇心を持っているからこそ、ここまで上り詰めることができ、そして今でも音楽に集中することができているのだろう。何歳になっても音楽を作り続けてほしい2人である。

Dr. Dreとエミネムの名曲「Forgot About Dre」のMV制作ドキュメンタリー。彼のプロフェッショナル意識

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