Run the Jewelsが自主レーベルを設立するという噂。どんなレーベルになるかを予想

 

Run the Jewel

はインディペンデントアーティストとして成功している数少ないアーティストだ。元々EL-PもKiller Mikeもヒップホップ業界のベテランなわけだが、Run the Jewelsにてはじめて本来得るべき名声を得ることができたと感じる。去年リリースされた彼らの三枚目のアルバム「Run the Jewels 3」は無料でリリースしているにも関わらず、ビルボード総合チャートで13位を記録している。Chance the Rapperのように音楽業界に新しい流れを作っているアーティストだと感じる。

そんなRun the Jewelsが自主レーベルを立ち上げると噂されているのだ。インディペンデントでかつ、新しい活動スタイルにて成功をおさめているRTJのレーベルはどのようなものになるのだろうか?まだ噂でしかないが、予想をしてみた。

 

楽曲は無料配信


Run the Jewelsは楽曲を配信で売りつつも、全てを無料でも公開している。「所有する音源」と「毎日聞く音源」の性質の違いを理解しているからこそ、無料で公開しつつも配信で売れるのだ。もし彼らが他のアーティストと契約するにしても音源は無料で配信すると考えられる。現代のリスナーにとっては「音源を無料でDLし、スマートフォンに入れる」という動作より「毎月980円を支払いそのままストリーミングで聞ける」ほうが明らかにコスパが高いのだ。無料で配信したとしても、お金を払っているほうが楽なので、自然に売上があがる。彼らはこのような手法を続けると考えられる。

 

「普通」のヒップホップ以外のアーティスト


Run the Jewelsは枠にはまったヒップホップをやるグループではない。彼らはトレンドをフォローするのではなく、「そんなの全部Fuckだ」と言い放つようにRun the Jewels節を続けてきたアーティストである。確かにRun DMCなどの影響を聞くことができるが、それを完全にオリジナルに昇華していると感じる。彼らがコラボするアーティストも一つのジャンルの枠に収まるようなアーティストではない。彼らは狭いジャンルの定義を気にせずに「自分でいること」に信念を持っているアーティストが好きなようだ。Zack De La Rochaのようなアーティストが加入したらかなり熱いと感じる。

 

音楽以外のおもしろコンテンツを公開


彼らの2ndアルバム「Run the Jewels 2」のトラックを猫の声に置き換えたリミックス「Meow the Jewels」はまだ記憶に新しい。彼らは「面白いことをやろうぜ」というモチベーションが強いようだ。元々Killer MikeとEL-Pもカートゥーンネットワークの社長の紹介で出会っていることから、テレビ業界への繋がりも強いのだろう。そんな彼らだからこそ、さまざまなコメディコンテンツを提供できるのだと感じる。

 

ざっと彼らがレーベルと立ち上げたとしたら、どんなレーベルになるかを予想してみた。他の「ヒップホップレーベル」とは違う、ヒップホップ業界に新しい風を吹き込んでくれるレーベルになると感じる。