Snoop Dogg「DJたちは流行りと違う曲をかけることを恐れている」Coolaidの枚数が振るわなかった理由を語る

 

もうすっかり25年ベテラン

となったUncle Snoopことスヌープ・ドッグ。Dr. Dreの元、1993年に「Doggystyle」をリリースしたラップスターは常に業界最大手と言っても過言ではないほどの活躍を見せてきた。しかし彼の14枚目のアルバム「Coolaid」は周囲の期待とクオリティとは裏腹に、ビルボード40位デビュー、初週1万1000枚という今までのスヌープでは考えられない結果となった。Playatunerでは「Best of 2016には入らなかったが、書いておきたい作品」にCoolaidが含まれている。

そんなスヌープ・ドッグであるが、HipHopDXにて「Coolaid」の売上枚数が振るわなかった理由を述べているので紹介させて頂きたい。

 

これがこの業界の嫌いなところだ。Coolaidのような良い仕事をしたときはあまり注目されずに、何の捻りもない普通の作品をつくると皆がプッシュしたがるんだ。ただこのアルバムの良さに気がついてくれている人たちには感謝してるよ

 

Coolaidのような作品ではなく、平凡な作品をつくったときだけプロモーションがされると語るスヌープ・ドッグ。さらには同じような音楽だけを流し、多様性をもたないDJについてもコメントをしている。

 

Coolaidがリリースされたときは、まさに同じような曲ばかり注目されていたんだ。全てが同じように聞こえる流行りのなかで、Coolaidは違うサウンドを持っていた。だからDJたちは恐れていたんだ。クラブではずっと「Dab」とかして盛り上げるような曲ばかりがかかっているなか、違うものをかけることはできないと言うんだ。

真のDJであれば人々を動かせることはできるはずだ。若者が真のDJじゃないという意味ではないけど、ドープなヒップホップリスペクトする必要はあるよな。

 

スヌープはこのように、DJがリスクを追うのを拒んでいると語った。確かに去年のCoolaidが発売されたころはちょうど2016年の流行りのサウンドが盛り上がりを見せているときであった。それもあり、Coolaidがあまり成功しなかったのであろう。ただ彼は「若い人の音楽を否定しない」と言っていることからも、かなり柔軟性があるということもわかる。スヌープは現在Coolaidをさらにプロモーションするために映像コンテンツをつくっていると語っている。確かにこのようなG-Funk、80sファンク、ヒップホップという様々なエッセンスを混ぜたCoolaidは、流行りの音楽をメインに聞いている人にとっては少し難しいのかも知れない。

スヌープ・ドッグは近年もタンカレージンのアンバサダーをやったり、かなり精力的に活動しているので、今後にも期待したい。