シカゴの公立学校の予算不足について、Chance the Rapperがイリノイ州知事と会談。その結果は?

 

地元に還元

イリノイ州シカゴ出身のアーティストであるChance the Rapperは、音楽についてだけでなく地元の問題解決にも真剣に取り組んでいる。Playatunerでは地元コミュニティに還元するアーティストを度々取り上げているが、Chance the Rapperもそのうちの一人だ。

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彼は今や「音楽業界の未来」と行っても過言ではないだろう。しかし彼が「未来」を見せてくれるのは音楽だけではない。彼はシカゴにて起きている様々な問題を解決すべく活動をしているのだ。そんなシカゴの公立学校ではなんと、215,000,000ドル(日本円に換算すると約24億円)も予算が不足していると言われている。彼は、このような事実を解決に進めるために、直接イリノイ州の知事と会談をしたのだが、それが好ましくない結果となったと語っている。

 

「話は思っていたより、あるべき道より違う方向に進んだよ。ただやるべき仕事をやってもらうために、俺は今日ここを訪れたんだ。」

 

実はChace the Rapperと知事は既に資金投資について去年の5月に会談しているが、同年11月には否決されてしまったのである。「政治」というものはなかなか動かすのが難しい分野である。外部からは見ることができない、やっかいなしがらみがあり、さらには全員が良心のもと物事を決めているわけではない。特にシカゴでは政治家の様々な「噂」もたっており、Chanceの父親もオバマ大統領のために働いていた人であったので、そこは彼も理解しているだろう。

州知事は「Chanceの教育問題におけるパッションは素晴らしいものだ」と讃えているが、讃えているだけでは何も始まらない。Chanceも「とても漠然とした返答しかもらえなかった」と答えており、実際に解決に向かう意思が感じ取れなかったようだ。このミーティングの結果を得て、ChanceはこのようにTwitterで語っている。

これは俺と公立小学校は負けではない。月曜日に具体的なプランを考える。

どのようなプランになるのかはわからないが、政治家でもない彼が具体的なプランを持っていかないといけない状況を見ると彼の「政治家はやるべき仕事をしてほしい」という発言もわかる。世の中のどの分野においても「教育」以上に大切なことはないと感じるので、頑張って欲しいと感じる。