Lil Wayneが地元ニューオーリンズの子供たちのためにやっていることが素晴らしい

 

 

子供たちのために活動

するアーティストは素晴らしいと感じる。Playatunerでは今までSnoop DoggBig SeanChance the RapperBeyonceNicki Minajなどの活動を取り上げてきた。特に教育に力を入れているアーティストの応援をしたいという気持ちもあり、フッドなどで起こる問題を解決しようとしているアーティストの活動は是非記事にしたいと感じる。

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そのなかで今回紹介したいのはLil Wayne(リル・ウェイン)の活動だ。彼の2013年のインタビューにて自分のバックグラウンドを少し語ったのだが、そのインタビューの一部を紹介したい。彼はKatie Couricの番組にてこう語った。

 

Katie:あなたの幼少期のエピソードを聞いていると、かなり大変だっただろうなと感じます。

Lil Wayne:そうだね。結構大変だったけど、俺の母さんは俺にフォーカスすることを教えてくれたよ。どんな状況でもやはり「ホーム(家)」で何を教わり、どのようなことが起こっているかが大切なんだ。俺の母さんは家でトラブルが起きないようにしてくれてたし、ちゃんとフォーカスすることを教えてくれた。俺にとってフォーカスしないといけないことは「学校」だった。

Katie:あなたは高校の時、Honors学生(全部Aなどの優秀な成績の学生)だったのですよね?高校を卒業しなかったことを後悔するときはありますか?

Lil Wayne:後悔したことはないね。実は高校を辞めるって発想も元々は母さんのなんだ。俺は既にアルバムを出していて、ありがたいことにそのアルバムはプラチナ認定されていた。俺はそのまま公立の高校に通ってて、俺が登校前に銃をカバンにしまうところを母さんは見たんだ。彼女は「それ持っていく必要あるの?」って聞いてきて、俺は「もっていかないほうがいい?」と聞いた。そもそも「自分を守るために」って銃をくれたのは母さんだった。

彼女はしばらく考えて「持っていったほうがいい」と答えた。そして2分後、母さんが部屋にまた入ってきて「もう学校に行かなくても大丈夫よ。あなたはもうテレビとかにも出ていて、そんな危ない状態で学校に行かないといけないならGED(高校卒業と同資格)をゲットしよう。」と言ったんだ。俺はGEDをゲットして、大学に行くことにしたんだ。

 

若くして音楽キャリアを築いてきたLil Wayneがどのような環境で高校に通っていたかを説明した。このような環境で育ったから、彼のニューオーリンズの子供たちへの想いは強いのだろう。そしてニューオーリンズに帰ったときにすることについて語る。

 

Katie:ニューオーリンズにいる、あなたのような幼少期を過ごしている子供たちには何が必要だと感じますか?

Lil Wayne:ありがたいことに、俺はニューオーリンズで大きな影響があって。ニューオーリンズに帰るとやっぱり、そういう銃を求めている子供たちに会うんだ。今の俺はそういう子供たちにあげるものがあるんだ。それはスケートボードだ。スケートボードを配るんだ。

 

ニューオーリンズの子供たちにスケートボードを配ると語ったLil Wayne。彼は2011年頃からスケートボードに深くハマっており、「自分にとっての新しいドラッグ」だとも言っている。子供たちが道を踏み外さないために必要なのは「夢中になれる何か」だと感じており、このように子供たちに新しい選択肢を与えることは素晴らしい活動だと感じる。彼はハリケーン・カトリーナの被害地のニューオーリンズの街に、2012年にスケートパークを作ったり(2014年に閉鎖してしまったが)、2016年には既存のスケートパークに新セクションを寄付したりしている。他にもハイチのための活動にも参加しており、社会活動を多くしているのだ。スケートボードがどのようにして地域の改善に繋がったかはこちらの記事を読んでいただきたい。(下記はハリケーンの後にニューオーリンズについて書いた曲)

上記にて紹介したスヌープ・ドッグの記事にて、スヌープが言った言葉を思い出す。

若い世代に、銃を渡すことを俺はもうしない。彼らの手には銃やドラッグじゃなくて、マイク、MBox、ドラムマシーンやカメラを持たせることに専念したいんだ。

このように「子供たちがポジティブな活動に夢中になれる環境」をつくることが、地域の改善になるだろう。効果は少しづつかもしれないが、長い目でこのような活動のバトンを渡していってほしいと感じる。

Tyler, the CreatorのドキュメンタリーにてLil Wayneが語ったことが超インスパイアリング

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