Fat Joeが人生で一番後悔していることは!?エミネムとの関係性

 

 

NYのベテラン

というフレーズを聞いたとき誰を思い浮かべるだろうか?Jay Z、Nas、Rakimなどは大体の人のリストに入るであろう。その他でNYに大きく貢献したラッパーとして思い浮かぶのがFat Joe(ファット・ジョー)である。彼は1993年にNYのヒップホップシーンに登場し、ラテン系ラッパーの先駆けとして数々の大ヒット曲を飛ばしてきた。そんな彼は間違いなくベテランであり、ヒップホップ内でもリスペクトをされている存在である。

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ところで、この記事を読んでいる皆さんには後悔していることはあるだろうか?人間誰でも後悔の1つや2つあるだろう。実はFat Joeも後悔していることがある。彼は下記のインタビュー動画で、人生で一番後悔していることを語った。それがなかなか面白いので紹介をしたい。

 

Fat Joe:エミネムはデビュー前に6枚ぐらいデモテープを俺にくれたんだけど、俺はそれを聞かなかったんだ。むしろエミネムに会ったら彼に聞いてみるといいさ。彼は俺にデモテープを渡した場所を全部覚えている。彼が有名になってからディナーで一緒になったときに、彼は俺にデモテープを渡した場所を全部解説してきたんだ。「ニュージャージーでも渡したし、マイアミでも渡したし、色々なとこでデモを渡したよ!ちゃんと聞いてくれたのか?」ってね。毎回頭を抱えたよ。

昔はとんでもない数のデモテープをもらってたからな。彼の音源を聞かなかったのが一番の後悔かな。だってエミネムだぞ!?彼は歩く銅像のようなもんさ。

 

エミネムにデモテープを多数渡されたが、一回も聞かなかったことを後悔していると語ったFat Joe。彼は自分がエミネムと契約しなかったことを後悔しているのだ。「そりゃ残念だな」と思う反面「Fat Joeが聞かなくてよかった…」と思うのは私だけではないはずだ。エミネムはDr. Dreに発掘されたからこそ、今のエミネムになれたと感じる。Dr. Dreのブランディングやディレクション、彼のビート、彼のコーサインがなければ「Slim Shady LP」「Marshall Mathers LP」のような大成功は成し遂げていないだろう。人生とは、自然に身を任せて毎日努力をしていれば、なるべくしてなるのかもしれない。そのような「音楽版バタフライエフェクト」については下記の記事がオススメである。

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