ケンドリック・ラマーがベスト・ラップアルバム受賞スピーチにて「アーティスト」であることを語る。
第60回グラミー
はケンドリック無双と言っても過言ではない。彼は現在時刻(11:00)で5部門受賞し、ベストラップアルバムもJay-Z、Tyler, the Creator、Rapsody、Migosを抑えて受賞した。彼のオープニングパフォーマンスも力強いものであり、2015年の彼のグラミーパフォーマンスのパワーを彷彿とさせるものがあった。
そんななか、彼がベストラップアルバムを受賞したときの受賞スピーチを紹介したい。
This is what Hip-Hop means to Kendrick. @GRAMMYs pic.twitter.com/jlKQcr0YkV
— The Boombox (@theboombox) 2018年1月29日
ケンドリック:これは特別なものだ。ラップは俺をステージへ上げてくれたし、世界中をツアーもさせてくれた。家族をサポートすることができた。そして真の「アーティスト」であることを教えてくれた。最初は栄誉だったり、車だったり、服とかそういうのが「成功」だと思っていた。でも本当は「自分を表現」し、次の世代に向けて、さらにその次の世代に向けて世界を進化させるためにキャンバスに絵を書いていくことなんだ。ヒップホップは俺にその力をくれた。
短い言葉であるが、非常にケンドリックらしい「アーティスト感」であるように思える。彼が子供たちに対してどのようなメッセージを伝えているか、自分の恐怖を乗り越えることによって成し遂げることの成長など、多くの記事をPlayatunerにて書いてきたが、この時代のG.O.A.T.として、そして世界のアイコンとして成長しているのがわかる。ベストラップアルバム受賞を逃したTylerが「まぁしょうがないよな」という顔をしているのが印象的だ。
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