期待されているHBOのDr. Dreドキュメンタリーから映像が公開。Dr. DreとIce Cubeがこのように語る。
Dr. Dreドキュメンタリー
は既にいくつか出ている。しかし6月9日にHBOにて公開されるDr. Dreドキュメンタリーは期待できるだろう。彼の人生ストーリーはもちろん、トレイラーなどを見る限り彼のスタジオでの様子や仕事に対する理念を確認できそうな作品となっている。彼の仕事に対する理念などはこちらでも確認できる。こちらは実際にドキュメンタリーの一部を記事にしたものだ。
そんなHBOのドキュメンタリーから新着クリップが公開された。この映像ではDr. Dreがミュージシャン/プロデューサーとして自分、そしてIce CubeがDr. Dreについて語るフッテージがフィーチャーされている。
Los Angeles king now, make your bitch bring crowns<br> To me and Dre, you don’t like it, you can lay
― Dr. Dre (Ft. Anderson .Paak, Dem Jointz & Ice Cube) – Issues
Dr. Dre:スタジオのコントロールルームのボタンやミキサーが自分の居場所だ。そこが一番落ち着けるし、今までずっとそこで戦ってきた。俺は今まで自分をラッパーだとは思ったことはなく、今でもマイクを通した自分の声が好きじゃない時もある。
Ice Cube:ドレーは俺が知る「最も自信をもった人」だ。ドレーとスタジオセッションをすると、それが1ヶ月でも1日だったとしても、その人の人生で最も得るものがあるセッションとなるだろう。
ドレーは実際にはラッパーというよりはプロデューサーなので、彼が自身でラッパーと思っていないということには驚かないが、今でも自分の声が気に入っていないということは少し驚きである。あんなに太くてかっこいい声を持っているDr. Dreでも自分の声が気に入らないということは、世の中にいる「自分の声が気に入らない人たち」は考えすぎているのかもしれない。
Ice Cubeが語る彼とのスタジオセッションは、彼以外からも頻繁に耳にいる話である。それこそ、しばらく前からPlayatunerで特集をしていたAnderson .Paakが語るDr. Dreとのセッションも素晴らしく面白いエピソードが集まっているので、下記の2つの記事をオススメする。
このドキュメンタリーは6月に放映されるので、とても楽しみである。最近はJ. Coleが監督を努めたドキュメンタリー「4 Your Eyez Only」もHBOで放映されており、こちらも素晴らしい内容であったので、期待が高まるばかりである。
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