マスターPがSoundcloudの再生回数を買収か?アーティストはこのミスから学ぶことができるだろう

 

Master Pは間違いなくレジェンドだろう。

自主レーベルにて26年間数々のヒットを飛ばしてきたベテランでもあり、RIAAからの表彰も複数回されている。ヒップホップにおけるアントレプレナー精神を考えたとき、彼の名前は確実に挙がるだろう。しかしそんなヒップホップビジネスを手がけてきたマスターPでも、最近一つのミスをおかしたと感じる。

彼と彼の息子(通称:Lil’ Romeo)の新レーベル「No Limit Forever」がリリースしたコンピレーションアルバムがSoundcloudにて公開されたのだが、それに違和感を覚えたのは私だけではないだろう。

明らかに再生回数を買っているのだ。恐らく業者に頼み、Botか何かで指定した再生回数まで回してもらったのだろう。

 

上記の再生回数を見ると複数のことがわかる。それは、再生回数が均等なのだ。1~3曲目、4~8曲目、それ以降と見てみると同じ再生数なのだ。さらに彼らのフォロワーはそもそも本日の時点で2400しかなく、その数字からアップロードされてすぐに6万再生は無理があると感じる。さらに極めつけとして、アップされた6日前からほぼ再生回数が増えていなく、Like数も再生回数に比べて少なければ、コメントも6つのスパムを覗くと一つしかついていない

アーティストが学べること


これに関しては弊メディアが最近改めて感じたことなのだが、音楽を正しくマーケティングする方法は「音楽にフォーカスし、自然にファンベースを増やす」「正しい人たちに聞いてもらう」ことにつきるのではないかと感じる。例えばSoulja Boyのように、自分がいかに「イケてる」かをアピールし、世間にたいしてスタントをしても「音楽」という実態が伴っていないと意味がないのだ。

Russ「イケていると見せているラッパーたちの大半は金持ちでもないし、嘘をついている」

上記の記事を先日書いたが、全くその通りである。Russはアンダーグランドで10年近くファンベースをつくり、経済的な成功をおさめているが、リスナーは音楽にフォーカスしていないポッと出のアーティストにお金を落とすことはないのだ。マスターPはベテランなので業界の繋がりはたくさんあるだろうし、再生回数を増やすための予算を他のマーケティング手法に使用するべきだったのではないかと感じる。

マスターPのツイッターは18万フォロワーもいるが、一度もこのSoundcloudページについての投稿はしていない。一世風靡した彼は上辺の戦略ではなく、自分のブランドの強さを信じてほしい。このプロジェクトを気に入った人は是非聞いてみてはいかが?