【J-Wave × Playatuner】Playatuner代表がナビゲーターを務めるラジオ番組「Booze House」Vol.1まとめ #Booze813

 

 

J-Wave × Playatuner

10月からJ-Wave にて、Playatuner代表Kaz Skellingtonがナビゲーターを務める新番組「Booze House」が始まった。毎週木曜日26:00〜の30分間となっており、ブラックミュージックをはじめとする洋楽を掘り下げる番組となっている。

この番組ではJ-Waveとタッグを組み、番組で話した内容のリキャップをPlayatunerにて記事化していく予定だ。また、番組情報を発信していくツイッターアカウントは下記となっている。

 

 

Vol. 1 Kaz Skellington自己紹介

10月4日の放送は、初回ということでナビゲーターの渡邉航光(Kaz Skellington)の自己紹介!ルーツとなったものや、生い立ちを説明した回となった。話した内容のサマリーを紹介。

 

Kaz Skellingtonが運営するPlayatunerとは?

Vol. 1はPlayatunerの説明から始まる。Playatunerはヒップホップやブラックミュージックの「想い」を伝えるWEBマガジンであり、アーティストの作品を考察し、「音楽の裏にあるストーリー」を紹介することにより、音楽とその周りのカルチャーを愛する人を増やすことを理念としているWEBサイト。2016年の暮に立ち上げたサイトであり、「人々にもっと音楽にコミットしてほしい」「人生を変えるぐらいに夢中になってほしい」「音楽に込められたメッセージに自分の居場所を見つけてほしい」という想いがあって立ち上げたWEBマガジンとなっている。

番組内でメンションした、立ち上げた経緯を語ったインタビューはこちらとなっているので、是非チェックしていただきたい。

【Origin Vol.6】× Kaz Skellington(Playatuner / umber session tribe)[前編] ユーザーの「人生を変える」決意と使命。日本一のヒップホップWEBマガジンが出来るまで【前後編】

・【Origin Vol.6】× Kaz Skellington(Playatuner / umber session tribe)[後編] ヒップホップは「自分で居場所を作ること」

 

1曲目:Dr. Dre – The Next Episode

 

こちらはDavid Axelrodの「The Edge」をサンプリングした曲であり、当時David Axelrodはサンプリングという手法に批判的だった。しかしこれが大ヒットして、最終的に「Dr. Dreありがとう」と言ったというエピソードがある。

Dr. Dre「The Next Episode」の元ネタとなった曲のプロデューサーが語る「サンプリングが大嫌いだった」

 

ナビゲーターKaz Skellingtonについて自己紹介

本名:渡邉航光。Dr. Dreの「The Chronic」がリリースされた1992年生まれ。7歳のときにカリフォルニア州オレンジカウンティに引っ越し、そこでは現地校に通い、最初はテニスに勤しんでいた。徐々にスケートボードとヒップホップにハマりし、友達と10人ぐらい組んでいたスケートクルーとスケートボードをしたり、音楽を聞いたりする毎日を送っていた。その後、親の仕事の都合もあり、高校受験のタイミングで日本に引っ越す。高校生から本格的にアーティスト活動を始め、音楽にコミットする人生を歩む。

アーティストとしては、2015年にumber session tribe(通称:路上ファンク)というバンドの一員としてFUJI ROCKのルーキーステージに出演し、iTunesヒップホップ/ラップチャートで4位を獲得する。同年にSteezy, incという会社を立ち上げ、それ以来「音楽とその周りのカルチャーを愛するひとを増やす」という企業理念のもと会社を運営している。ケンドリック・ラマーの「DAMN. (Collectors Edition)」、スヌープ・ドッグの「Neva Left」DJ Khaled「Grateful」他、多くのライナー・ノーツも担当し、Smif N WessunGoldlinkThe Internetなどのインタビューも担当。

そんなKaz Skellingtonが2曲目としてお送りした曲は、

 

2曲目:Kaz Skellington & SUKISHA – GAME

Kaz Skellingtonがソロアーティストとして今話題の「最強音楽ニート」SUKISHAとコラボした曲。言葉遊びやライムスキームに注目。

 

Kaz Skellingtonのルーツ

最初に音楽のルーツとなったのは、小学校3年生ぐらいのときに母親から「これを聞け」と渡されたDeep Purpleの「Machine Head」のCD。これがきっかけで「ギター弾きたい!」とか「音楽やりたい」と思うようになった。また、小学校低学年のときに大きな影響となったのが、「ダンス・ダンス・レボリューション1」というゲームで、KC & Sunshine Bandの「Thats the Way」とかKool & the Gang「Celebration」のリミックスが入っていたため、そのような楽曲にもハマる。

 

 Kaz Skellingtonが初めて買ったCDは「100% Funk」というファンクのコンピレーション・アルバムであった。小学校低学年のときにディープ・パープルやビートルズとか昔の音楽を聞いていたため、友達や学校のイケてる人たちがどんな音楽を聞いているのかが気になっていた。自分もイケたいと思っていた彼は、友達5人ほどとTargetという食料から衣類までなんでも売ってるスーパーに行った際に、とある楽曲がきっかけでさらに音楽にハマる。そこでは、スピーカーがついてる試聴機でWild Cherryの「Play that Funky Music」が流れていて、友人の皆が歌っている姿を見て、「これが今イケてる音楽なのか!」と勘違いをする。後日お小遣いを握りしめ、その「100% Funk」というコンピレーションを買いに行ったことがきっかけでブラックミュージックにハマる。そこからは、似たようなジャケットの新譜のCDを買うようになり、ヒップホップの世界に入る。

 

3曲目: Wild Cherry – Play That Funky Music

 

当時影響されたもの

その後、当時見ていたスケートボードのビデオや、Tony Hawk’s Underground 1というスケートボードのゲームのサントラに影響される。Nas、Jurassic 5、Big Lとなどが使用されており、90sヒップホップにも自然と耳が馴染むようになる。

また、父親の友人の家に遊びに行ったときに、その人の娘にSnoop Doggの「Doggfather」やOutkastの「Aquemini」のCDをもらったことにより、90sヒップホップにもハマる。アメリカに住んでいるときは、基本的に2000年代前半のヒップホップや、たまにテレビやラジオで流れてくる90sヒップホップを聞いていた。日本に引っ越し、メタルにもハマる。

 

4曲目:J.I.D. – 151 Rum

J. Coleが惚れて契約した、ここ数年でKaz Skellingtonが一番注目してる凄腕リリシスト。2018年にはXXL Freshmanにも選出されており、Playatunerは2017年に選出している。Outkastと同じアトランタ出身で、アトランタのトラップっぽさもありながらも、Outkastとダンジョンファミリーのラップを継承したJ.I.D.の新曲である。

 

10月11日放送のVol.2のテーマは「Outkastから始まったアトランタの台頭と分岐」!要チェック!

また、Vol. 1はRadikoのタイムフリーでも聞くことができるので、まだ聞いていない方は是非チェックして頂けると幸いです。メッセージはこちらのサイトの「Message」から、またはTwitterにて#Booze813をつけて投稿してください。

 

第一回の感想

 

第二回まとめ

【J-Wave】Playatuner代表がナビゲーターを務めるラジオ番組「Booze House」Vol.2まとめ「OutKastから始まるアトランタの台頭と分岐」 #Booze813 #Jwave

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